ゼロエミッション施設園芸の理想と現実

ゼロエミッション施設園芸というワードを耳にするようになりました。
全産業に対しCO2削減の目が向けられており、持続可能な地球環境にして
いくために農業分野についても例外は認めないという流れになっていく
ことが予想されます。
燃料を燃やさないハウス栽培については、温度管理は電力でできたとしても、
CO2施用については現時点で代替案がありません。
ゼロエミッション施設園芸の理想と現実の大きなギャップがあります。
ゼロエミッション施設園芸の実現の第一段階の取組みとして、ムダに排出される
ものを極力ゼロに近づけることから始めていくのが現実的だと考えます。
我々工業分野の人間から見た農業の印象としては、水、肥料、CO2など
『多めに与えて目標(数値)を管理する』方式が実に多いということです。
適量や必要最小限という考え方を無視して、過剰に多く与えすぎていないか、
まだ使えるのに捨ててしまっていないかなどに目を向けるべきだと思います。
そのような観点で、アグリーフはハウス加温機のCO2のリサイクルに着目しています。
また、必要最小限のCO2施用のために局所施用を採用しています。

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